サッカーユニフォーム大好き

なぜフットボールではなくサッカーユニフォームと呼ぶのでしょうか

サッカーは、英語ではフットボールと言い。全世界的にこちらが使われています。しかし、日本をはじめ、アメリカやオーストラリアなどではサッカーと呼ばれています。では、サッカーという単語の語源はどういうものなのでしょうか。日本ではフットボールユニフォームなんて言いませんよね?やはりサッカーユニフォームというのがしっくりきます。

元々はすべてフットボールと呼んでいた

サッカーの起源はイギリスのイングランド地方の農村で行われていた競技です。これは2つの村の男たちが対戦してボールを相手の城門の中、つまり村の中に入れた方が勝ちというものでした。これは競技というようなものではなく、お祭りのようなものに近く、現代サッカーのように手を使えないというようなルールもなく、投げようが蹴ろうがどんなことをしてでもボールを前へ前へと集団で運ぶという無秩序で荒っぽいものでした。けが人や死者が頻繁に出るにもかかわらず、村人たちが熱狂するものだから、国全体でフットボールを禁止する布告が出たりすることもあったといいます。つまり、サッカーというものは元々何をやっても良い競技だったのです。これが、正式な競技へと形を変えていったのは産業革命以降のことです。

やがて学校でのスポーツとなったサッカー

産業革命によって農村にいた男たちが都市部へ流れ込み、農村社会が崩壊してしまうと村同士のフットボールは行われなくなりました。そのかわり、都市部の学校においてみんなが楽しむレクリエーションとしてフットボールが行われました。昔のように半分ケンカみたいなことは禁止され、ルールが厳格化されたなかで行われるようになりました。現代サッカーの起源はイングランドのイートンカレッジを中心とするパブリックスクールで行われていたもので、現代に通じるルールを策定したのが、ケンブリッジ大学です。そして、手を使っても良い競技はラグビーとなりました。手を使わないフットボールを行う学校を中心にフットボール協会が設立され、ラグビーと区別するためにも「協会式フットボール」と呼ばれたのです。サッカーユニフォームもこうした歴史の上に成り立っていると思うと感慨深いものがありますね。

「協会式フットボールする人」がサッカーの語源

学校スポーツとして盛んにおこなわれたフットボールですが、卒業したOBたちがそのまま続けてプレーするようになり、やがてサッカーを職業とする人たちが出現します。片や枝分かれしたラグビーの方は頑なにアマチュアリズムを守り、プロ選手を認めませんでした。ラグビー側の統括団体はラグビーユニオンと名乗っています。ユニオン式フットボール(ラグビー)と協会式フットボール(サッカー)を区別するためにも、協会式の方が、サッカーと呼ばれました。フットボール協会は英語でFootball Associationと書きます。この略語として用いられていた「SOC」という単語に「する人」を意味する「er」が付き、soccerという単語が生まれたのです。サッカーとは「協会式フットボールをする人」という意味なのです。日本ではサッカーユニフォームが一般的ですが、こうして歴史をたどると、その語源なども学べますね。